緊急事態宣言解除後の2020年5月の西湖周辺のようすと、キャンプビレッジ「ノーム」のレビューなどです。
もくじ
・緊急事態宣言解除後の西湖周辺のようす
・キャンプビレッジ「ノーム」の基本情報
・ソロキャンプの感想など
緊急事態宣言解除後の西湖周辺のようす
ついに緊急事態宣言が解除されましたが、キャンプ場はどこも来週頭か今月末から営業再開という感じですね。
それでも、山梨県内にもしかして人知れず営業再開している場所があるかもと西湖へ行ってみました。
もちろん3密にならないように最大限配慮して行きました。

人っ子一人いない西湖
西湖は人類滅亡後じゃなきゃ見れなさそうな光景が広がっていました。誰もいない週末の西湖なんて今後一生見ることはなさそう。
ちなみに「道の駅なるさわ」の様子も見ようと思って通りかかったのですが、駐車場が満車状態の大変な混雑だったので立ち寄るのをやめました。
なぜ道の駅だけあんなに人がいっぱいいたのかわかりませんが、マスメディアの取材が来てもおかしくない感じでした。危険なのでスルー。
さて、湖畔のキャンプ場はやはり軒並み休業、あきらめて帰ろうかと思ったときに閉鎖されていない駐車場を発見。
キャンプビレッジ「ノーム」さんが限定的に営業を再開していました。
キャンプビレッジ「ノーム」の基本情報
キャンプビレッジ「ノーム」は西湖湖畔のキャンプ場です。
有名なキャンプ場の「自由キャンプ場」の隣にあります。
湖の水際でテントを張れるフリーサイトや、林間のフリーサイト、区画分けされたサイトなどがあります。
カヤックなどのレンタルも行っている、よく整備された小綺麗なキャンプ場です。

フロントではコロナ対策のチェック項目を確認した
注意
コロナウイルス対策の一環で現在は山梨県内在住のキャンパーだけを限定的に受け付けているそうで、なおかつ平日は休業とのこと。全国で緊急事態宣言が解除されたら方針が変わるかもしれませんが、料金その他最新情報と詳細は公式ページで確認してください。
(外部リンク:キャンプビレッジノーム公式webサイト)
ソロキャンプの感想など
この記事はおっかなびっくり書いています。
緊急事態宣言は解除されたものの、まだ完全に元通りになったとは言い難い状況です。僕もさすがにある程度わきまえているつもりなので、3密に該当するような状況なら今回は諦めるつもりでした。

誰もいない区画サイト
広大なキャンプ場に僕の他には一組が湖畔にテントを張っているだけ。ガラガラです。

林間フリーサイト。誰もいない
全く3密になる状況ではないと判断して、林間フリーサイトに一泊させてもらうことにしました。
本当に久しぶりのソロキャン。
フロントではコロナウイルス対策のチェック項目をしっかり確認。

8項目あるチェックをすべて確認していく
ここ2か月ほどじっと家に閉じこもっていた僕はすべてクリア。
フロントには消毒用アルコールも置いてありました。
今回は他に誰もいない林間フリーサイトを利用することにしました。

初の実践ハンモック設営
今回可能ならハンモック泊に挑戦しようと思っていたので、林間サイトは願ったり叶ったりのシチュエーションでした。
自宅の庭木じゃないのでタオルで養生してハンモックベルトをかけています。
小雨の予報があったりしたのと、大きめのタープをハンモック泊で使うテストもしたかったので4mx3mタープを追加で張りました。
アンダーキルトも装着。

タープの上にタープ
やっぱり4x3タープがあると安心感が違います。
ちなみにヘネシーハンモックで汎用アンダーキルトを使うには、キルトの両サイドをクリップなどで留めるような工夫が必要そうでした。
元々ヘネシーハンモックが幅広なのでアンダーキルトも一緒に広げないと機能しません。次回はクリップを持って行こう。
湖にキャンプ場内からアクセスできるので湖遊びをするならとても便利なキャンプ場だと思います。

西湖に誰もいないなんて
釣りもまだ禁漁ということで本当に無人湖。
日が暮れてきたので食事の準備をしよう。

日が暮れてきたので薪グリルに点火
ユニフレームの薪グリルはソロキャンの調理に最適な焚き火台だと思います。
料理に便利なだけでなく、反射板で熱が正面に集中するので、他の焚き火台より暖をとれるのが真冬には最高です。

薪グリルで肉塊を焼く
外でお肉焼いてるだけで感動。

ひたすらお肉
久しぶりすぎて用意もおぼつかなかったので夕飯は肉のみです。肉とビールのみ。
酔っぱらって就寝。ヘネシーハンモック泊はじめてだ。
おやすみなさい。
おはようございます。

タープは全面クローズしないと眩しかった
ヘネシーハンモックで寝るのは何も問題なしで朝までぐっすり。
寝る前にタープを下げておくのを忘れていて眩しくて目が覚めちゃった。

EVAマットは必要なかったかも
EVAマットと、ハンモックの二重底に銀マットシートを入れていたのだけど、これらは要らなかったかも。
アンダーキルトのおかげか全然寒くなくて汗かいてたほどでした。

タープ上でシュラフを軽く干して
少し寝袋を干してから撤収しよう。

ハンモックは椅子になる
爽やかで静かな湖畔の朝なんて贅沢。
このあとコーヒーを飲んで撤収しました。

この林もすぐ活気が戻ってくるはず
最後にキャンプビレッジ「ノーム」の設備を少しご紹介。

洗い場は夜間も明るい
洗い場は屋根付きで、2か所で温水が出ます。
消毒アルコールスプレーも置いてありました。

男性トイレ
トイレは建物ごとに男女が分かれてるので女性の方も安心かな。夜間も明かりがついてます。

手前が男性用、奥の自販機のあたりが女性用トイレ
ゴミはペットボトル・缶瓶・燃えるゴミの他、灰も捨てることができます。ごみ処分の料金請求が利用料の他にある(公式サイトで要確認)のですが、出たゴミをすべて捨てて行けるのはとても楽です。
通常なら混む人気キャンプ場という事で、こんなに人がいないのは今日だけかもしれません。これから全国で緊急事態宣言が解除されたらまた賑わうようになるでしょう。貴重な体験をさせていただきました。
コロナウイルス状況記録のプチ日記.27
今日は2020年の5月24日です。
ついに緊急事態宣言が明日25日に全面解除になる見通し、というニュースが流れてきました。ようやくという感じですが、映画館や飲食店が満席になるのはもう少し先になるのかもしれません。3密を避けるように心がける生活というのがいつまで続くのか、ある程度の目安でもわかれば良いのですが。
100年前のスペイン風邪のパンデミック時に書かれた、12歳の少女の日記が京都で発見されたそうです。
「此頃大層風が流行るから学校は今日から四日間お休みになった、学校は二百六十四人程の欠席者があつた」
1918年11月2日 野田正子
100年前は紙に書く日記だったので現在にまで残るのは難しかったかもしれませんが、今はインターネット上に公開しているパンデミック日記がたくさんあると思います。サーバーにデータが残る限り全世界のパンデミック経験記が読めるわけで、次のパンデミック、次の次のパンデミックの時に参考になる情報が残っていれば良いですね。こんなニッチでローカルなアウトドア野郎のプチ日記はともかく、都市部やエッセンシャルワーカーの方々の日記などは残しておいて欲しいと思います。
山梨の感染者は変わらず60人です。 -なちょ