今回は、2019年の夏に山梨県甲斐市にある「ノースランド キャンパーズ ビレッジ」でソロキャンプした時のことを書きます。
もくじ
・ノースランド キャンパーズ ビレッジの基本情報
・ソロキャンプの感想
ノースランド キャンパーズ ビレッジの基本情報
「ノースランドキャンパーズビレッジ」は山梨県甲斐市の山の中にあるキャンプ場です。西部開拓時代のような雰囲気のキャンプ場で、普通のキャンプ場とは明らかに違うのが画像を見るだけでもわかると思います。

幌馬車のようなキャビン。中には二段ベッド等がある。
幌馬車風のキャビンや、インディアンティピーなどが並んでいて西部劇のようです。売店や管理棟も西部劇の町にありそうな建物と内装で素敵です。
トイレや流し台はもちろん、交代制で貸し切りできる岩風呂のような露天風呂もあります。

大きなインディアンティピーが並ぶ場内
幌馬車キャビンの他にオートサイトもあります。冬季は休業。料金など詳細は公式ページで確認してください。
(外部リンク:ノースランドキャンパーズビレッジ公式webサイト)
ソロキャンプの感想
僕の家から30分くらいのところに西部開拓時代があるらしいんですよ。荒くれカウボーイが集うの。ならば僕も行かなきゃ。

『大草原の小さな家』っていうドラマは、こういう美しい開拓村が爆発四散して終わるんですよ(ネタバレ)
対向車が来たらお手上げなくらいの山道を不安になりながら登っていくと、突然アメリカ西部開拓時代が現れる。カッコいい。
場内には幌馬車とインディアンティピーがずらりと並ぶ。

このティピーを独り占め。中には薪ストーブが設置してある。
標高1200メートルの山中なので、夏でも肌寒い。薪ストーブで暖を取ろうとしたけど、渡された新聞紙一枚だけでは着火できなかった。
薪ストーブの玄人は新聞一枚で太い薪に火をつけられるの?

あまりに火がつかないので
薪ストーブの上にソロストーブ置いて湯を沸かし始めた
二次燃焼のソロストーブ楽しいよね、トランギアの黒ケトルは煤が目立たなくていいよね。などと茶を飲んでいる場合ではない。
今回のソロキャンは料理キャンプなのだから。ソロストーブから火種を移して薪ストーブも点火。温かい。

パスタとトマトソースを薪ストーブで調理。
鍋はストーブに置いてあったやつ。
今日はラザニアをメインに数品つくりますよ。平たいパスタを茹でて、挽き肉とトマト缶を煮込んで、

まったく映えを意識していない食器類
ホワイトソースとパスタとトマトソースを何層にも積み重ねていって

トマトソースにチーズを乗せて焼いたら何でも美味しくなるよね
チーズを溶かすためにガスバーナーで少し焼く。その前に…

ジャーマンポテトっていうんだっけ?
奥のアルミ玉はリンゴ

薪ストでラザニア完成!
牛乳入れるだけでマッシュポテトになる粉で付け合わせを作って、全部完成!

使ってないナイフをなぜかそっと置く
あとは家で調理してきた野菜類を盛れば素敵なプレートの出来上がり。全部美味い。店ならランチで1,200円くらいしそう。
残りはつまみながら深夜まで酒飲んで夜更かしするの。最高。

リンゴになかなか火が通らないのでソロストーブで焼く
今のところ西部劇っぽさは皆無の料理なのでワイルドに焼きリンゴを、と思ったのだけど全然火が通らない。
ソロストーブでボーボー焼いても表面しか焼けない。

結局リンゴをカットして炒めはじめた
カットしたリンゴの炒めもの、美味しかったですよ。ワイルド感はゼロ。

食後の楽しみ
食後だらだらお酒飲んでアップマン吸っていたら夜になった。夜の山は本当に冷える。寒い。お風呂に行こう。
このキャンプ場のお風呂は、時間指定で予約して貸り切れる岩露天なので絶対に予約して入りたい。キャンプ場としては本当に立派なお風呂。
早い時間から飲み食べ続けていたので夜の撮影していなかった。たぶんベロベロに泥酔していた。
それにしても本当に料理ソロキャンプは最高。食べたいものを好きなだけ作って食べていい。たらふく飲んでもいい。
翌朝は暴飲暴食でヨレヨレになりつつ、帰りに売店でネイティブアメリカン風の織物などを買って帰宅。

お土産に買ったネイティブアメリカン柄の敷物。手作り。
このキャンプ場に一泊したら「風と踊る男」とかインディアンネームを名乗っても許されそう。
僕は「毎回食いきれない量の食材を買う男」かな。
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