今回は家で楽しく過ごすためのおすすめの本を紹介します。


 家で楽しむおすすめ読書の二冊目 

みなさん、本読んでますか?小説は苦手だから読んでない?
それなら今回は目で見ても面白い本を紹介します。

黄色い四角でおなじみの学術雑誌「ナショナルジオグラフィック」が編集の
『本当にあった奇跡のサバイバル60』です。


あの英国イケメン・サバイバルタレントのベア・グリルスも序文を寄稿していますよ。

英国サバイバル兄貴ベア・グリルス。

英国サバイバル兄貴ベア・グリルス。


 『本当にあった奇跡のサバイバル60』 

この本は、歴史上の様々な事件や事故から奇跡的に生還した人々のお話を60件集めた本です。
あのナショナルジオグラフィック(外部リンク:ナショジオ公式サイト)編集の本なので、当時の本当の写真や、現存する信頼できる資料をカラーで豊富に掲載しています。

もくじ。タイトルだけでゾッとする

もくじ。タイトルだけでゾッとする

歴史上のサバイバル実話なので、いちばん古い話は1567年のスコットランドのお話で、新しいものだと2011年のアメリカのお話が収録されています。

地図で遭難の行程をわかりやすく見せてくれる

地図で遭難の行程をわかりやすく見せてくれる

それぞれの生還譚に一つずつ地図や写真が挿入されて、遭難した場所と日時を教えてくれます。こんな本見たこと無いです。
雰囲気は社会科の資料集に近いですが、内容は凄惨そのもの。でも全部生き残った話ですから希望もあります。

映画化されたような有名な話も大量にある

映画化されたような有名な話も大量にある

映画になっているくらい有名な話、たとえば脱獄脱走なら『パピヨン』、『大脱走』、『アルカトラズからの脱出』などの元ネタになっている話も、事実はこうだったんだというのがよくわかって映画と合わせて読むと楽しいです。
映画を観る人なら『ハドソン川の奇跡』、『エベレスト大量遭難事故』、『アンデスの聖餐』なども聞いたことあるのではないでしょうか。ええ、全部収録されていますとも。モデルになった事件・事故は映画よりもきっつい事が起きていたりします。

大判サイズなので図などが見やすい

大判サイズなので図などが見やすい

この本の中には、味方全滅の戦場からただ一人帰ってきた兵士、極地から凍傷だらけで生還した冒険家、6度の脱走を成功させた男、砂漠の真ん中で置き去りにされた青年などなどありますが、それら壮絶なサバイバル話の中で、僕が一番すごい、なんだこれは、この人が最強サバイバーだ!と思ったお話をちょっと紹介します。

この本の中で一番すさまじいサバイバーはおそらく17歳の少女、ユリアン・コプケです。
クリスマスイブに母と乗った飛行機が空中分解3000メートル上空からシートに座った状態で落下。奇跡的に木に引っかかり鎖骨骨折程度で一人だけ生き残る。しかし事故の場所がアマゾン上空だったので、人里離れたアマゾン熱帯雨林でケガして一人っきりになる。クロコダイルの群れなどに遭遇しつつも10日間かけて熱帯雨林の迷路を歩き続け、ようやくカヌー小屋で人に発見された。救助後の手当の際、傷口には50匹以上のウジがわいていたという。現在ユリアン・コプケはドイツに在住。動物学の博士号を取得し、コウモリの研究に取り組んでいる。

コプケさんすげえ!

電子書籍版は今のところなし


 コロナウイルス状況記録のプチ日記.5 

今日は2020年の4月20日です。

日本国内の感染者数は11,140人になりました。
感染者の増加や医療の崩壊の危機なども毎日報道されていますが、ここ数日で経済的な困窮を訴えるようなニュースが増えてきました。休業要請に従って休業しているのに保障が足りていない事や、来店数の減少による経営悪化がいよいよ問題になって来たようです。歌舞伎座の目の前にある老舗弁当屋がコロナの影響で閉店したり、解雇されたが再就職先が見つからないシングルマザーの話題など連日つらいニュースが流れています。

進歩を思わせるような話もあります。
在宅勤務が増えたことでデジタルデータのやり取りが主になってきたので、ハンコ文化を見直そうという動きも出ています。
僕も近所の100円ショップで買えるハンコを押した書類で一体何を保証や証明することができるのかと、前々から思っていたのでこれはどんどんやるべきだと思います。
インターネット回線を交通費のような扱いにしてほしいという声も出てきているようです。
手で触れる現金は喜ばれず、レジにかざして終わりの電子マネーが推進されているのも次の時代へ向かっている感じがします。

こういう古い慣習やしがらみから抜け出して、この機に多少強引にでも変化できたらと思います。コロナ後の社会が良いものであってほしいですね。

山梨の感染者数は昨日と変わらず49人です。  -なちょ