今回は「道の駅しらね」が車中泊に向いているか、どんな施設なのかを調査した記事です。
もくじ
・「道の駅 しらね」の基本情報
・道の駅のようすを探りに行ってみた
・まとめ
「道の駅 しらね」の基本情報
道の駅 しらねは山梨県南アルプス市にある道の駅です。
道の駅しらねは、規模の小さい道の駅です。
南アルプス市の公式ページでも
『他の「道の駅」で見られるような物販を主目的としたものではありません』
と書いちゃうくらい何もありません。
(外部リンク:南アルプス市公式webサイト)
横断歩道を渡った隣の施設がJAの農産物直売所なので、そちらと合わせて利用するのがオススメです。
駐車場は大型車4台、普通車32台、身体障害者用が2台となっています。
EV急速充電もあります。
営業時間は08:30から17:15(農産物直売所は17:00まで)
道の駅のようすを探りに行ってみた
ちょっとドライブがてらに「道の駅 しらね」がどんな感じか見てきた。
駐車場は市街地のファミレスみたいな感じでちょっと変則的な配置。

小型車スペースは数か所に分けられている
朝そこそこ早く着いたので、車中泊らしい車がまだ何台か駐車してた。小型車の車中泊に向いてるのかもしれない。

左が大型車スペース。右が小型車スペース
大型車の駐車スペースと小型車のスペースは近いけど、大型のスペースは三台だけなので何とも言えない。
あまり大型車は利用しないのかな。
上の画像の大型スペースに停まってたのはキャンピングトレーラーを牽引したフィット。すごいなあ。
運転難しくないのかな。少し羨ましい。

少し離れた小型車スペース
大型車スペースから遠いけど、大通りに近い小型車駐車スペース。
道を渡った隣のJA農産物直売所の駐車場は24時間利用可能ではなさそう。

社会実験という事は一時的なのかな
中部横断道のSAとして道の駅しらねを利用できる社会実験を行っていた。
はじめての利用だと正直戸惑うと思う。

道の駅しらねの内部。ほぼ情報チラシしかない空間
道の駅しらねの内部はすごく暖かい。しかし近隣の情報チラシくらいしかない。
ここまで質素な道の駅を見たことがない。
この雰囲気はアレに近いよ、温泉郷の駅の近くにある観光案内所みたいだよ。

自由に使えるPCが二台ある。
真横に窓口があるのでめったな事はできない。
道の駅しらねの内部はこれだけ。本当にこれだけですよ。
道を横断してJAの農産物直売所へ行ってみよう。

大通りを渡ってJA農産物直売所へ
道の反対側と言っても結構な距離がある。

やっぱり野菜が安い。スーパーの3割引きくらい安い。
野菜だらけ。安くて新鮮。さすがJAの農産物直売所。
道の駅からちょっと歩いてここを覗く価値はある。

クマ油!?お肌に塗るのか?
レアなお土産としては「くまの油」とか売ってる。なんですかねクマの油って。
天然100%!ってクマーが自分で言ってるし、熊の脂かな?マストバイ!
これ塗って山奥でキャンプしたら狼くらいなら逃げていきそう。
まとめ
「道の駅しらね」には、必要最低限の駐車場とトイレくらいしかありませんが、隣の農産物直売所まで歩けば新鮮野菜やクマの油などが手に入ります。
車中泊に向いているかどうかは非常に微妙な感じです。
大型車がたくさん停まるような場所ではないにせよ駐車場が広くない上に大通りが近いので、ある程度の騒音は覚悟した方が良さそうです。
道の駅での車中泊についての国土交通省の見解はこうです。『「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。』(外部リンク:国土交通省) 宿泊を目的とした利用はダメだが、休憩・仮眠ならOK。という微妙な話です。トラブルは起こさないようにしましょう。連泊は絶対いけません。テントを張る、テーブルや椅子を出す、宴会するなどもしてはいけません。洗面台で洗い物など長時間の設備の占有もよくありません。近隣の迷惑を考えてアイドリングもやめましょう。 道の駅で車中泊したら、自販機や食堂を利用するなどして多少は貢献の上で、混雑する前に移動します。マナーを守ることが自分の将来の楽しさや便利さにつながります。 |