今回は、ワークマンとコロンビア(Columbia)のアルミ裏地防寒ウェアを比較した記事です。
もくじ
・アルミ裏地の防寒具って何
・ワークマンの「ヒートアシスト」
・コロンビアの「オムニヒート」
・ワークマンとコロンビア、どっちがオススメか
アルミ裏地の防寒具って何
みなさん寒い冬に何を着てますか?
山梨の冬は寒さが厳しいので僕はだいたいダウンジャケットか、アルミ裏地の防寒ジャケットを着ています。
アルミ裏地の服を持っている方は知っていると思いますが、寒い外などで着ると、着た瞬間から背中が暖かいんです。

こういうアルミ裏地のやつ。
ペラペラでも暖かい。
見た目がギラギラぴかぴかしてるので、好みが分かれるところだと思いますが
暖かさは間違いないです。裏地だからそんなに見えないし!
アルミ裏地が暖かいのは、簡単に言うと魔法瓶と同じ理屈のようです。遠赤外線を反射するとか。
さて、それでは我が家にあるワークマンとコロンビアのアルミ裏地の防寒着を紹介します。
ワークマンの「ヒートアシスト」
まずは最近アウトドア界隈でも人気のワークマンから。
ワークマンの防寒服には「イージス」シリーズや「ヒートアシスト」シリーズなどがありますが、僕が持っているのはエアロストレッチ アルティメット・シャツジャケット。

ちょっと着崩れてきた僕のワークマンのジャケット
外で作業するときに頻繁に着ている。
これは裏地に銀と赤のアルミプリント処理(ヒートアシスト)されているジャケット。
ダウンっぽく見えるけれど、ダウンではなくて化繊の中綿。それなのにとても暖かいです。

寒風吹く荒涼とした場所で着用
暖かくて何の問題もなかった
ワークマンの製品は過酷な現場作業でも耐えられるように、それはもう多種多彩な工夫が凝らされてます。
たとえばこの製品の特色を並べると
・軽量 ・反射プリント ・保温アルミ裏地 ・防風 ・撥水
・腕の動きが楽なストレッチ ・ファイバーダウン
・10インチタブレットまで入る内ポケット
・心地よい開閉ができるアクティブファスナー
こんなにあって、どれも誇張じゃないのが本当にすごい。

アルミ裏地のアップ。脱ぐとかなり目立つ。
こんなに多機能で信頼できる性能なのに2,900円。
激安すぎますワークマン。
コロンビアの「オムニヒート」
次はコロンビア。アウトドアというよりは登山ウェアの印象が強いブランドですが、ガチ登山の方々が愛用するものより多少ライトな感じなので僕は好んで着ています。
僕が持ってるのはホリゾンズ パイン・インターチェンジ ジャケット。

そこらのダウンジャケットより暖かい
これもビカビカ光り輝くアルミ裏地。これを見た友人は「ダフトパンクみてえだな」と言ったくらい目立っちゃう。

ダフト・パンクのおふたり

こっちは僕のジャケットのアルミ裏地
とにかくアルミ裏地は脱いだら目立つのは仕方のない事なんですよ。そこは人によってメリットにもデメリットにもなりますね。
このコロンビアのジャケットはアルミ裏地を取り外して着ることもできます。フードも取り外せるので3WAYという事になってます。
コロンビアのアルミ裏地は「オムニヒート」と呼ばれていて、保温だけでなく透湿機能もあります。
高性能で見た目も悪くないコロンビアの3WAYジャケット。前シーズンに29,700円で買いました。
価格に見合うだけの価値はあると僕は思ってます。今はもう少し値下がりしてそう。
ワークマンとコロンビア、どっちがオススメか
それでは両方のメリット・デメリットを見てみましょう。
暖かさはどちらも平均的なダウンジャケットより暖かいくらいなので、それ以外で比較します。
まずワークマンのアルミ裏地ジャケット「エアロストレッチ アルティメット・シャツジャケット」の長所短所です。
・長所
激安。巨大な内ポケットや反射プリントなど工夫された使い勝手の良さ。
・短所
内部が蒸れて結露する。防水ではなくて撥水加工なので濡れるときは濡れる。デザイン性で劣る。
ワークマンの防寒ジャケットが総合的に考えて素晴らしいのは間違いないです。
ただ、保温性能が良すぎるのか、ジャケットの内側が結露してかなり濡れます。脱いだ時に水滴が流れ落ちるほどです。
それから防水加工ではないので、状況によっては雨などが外から中へしみ込んできます。
デザイン性ではアウトドアブランドに一歩譲ります。これは仕方ない事でしょう。10分の1の価格ですもの。
ただし最近はワークマンプラスなどでデザインにも力を入れているようです。

奥さんもコロンビアのアルミ裏地ウェアを愛用
次にコロンビアのアルミ裏地ジャケット「ホリゾンズパイン・インターチェンジジャケット」の長所短所です。
・長所
防水なので濡れない。透湿素材なので蒸れない、結露もしない。気温によってアルミ裏地を外して防水ジャケットとして使える。かっこいい。
・短所
ワークマンと比べると高価。透湿防水素材なので少しゴワゴワする。
とにかく快適。どんな環境でも快適です。汗をかいても蒸れない。雨が降っても濡れない。
透湿防水のゴアテックスのような素材なので多少ゴワゴワしますが、そこまで気になりません。
そして見た目も悪くない。値段がワークマンと比べると高いですが、ワークマンと比べたらなんだって高いでしょう。

僕はオムニヒートの快適性を信用してます
という事でどちらもとても素晴らしい服なのですが、僕はムレないという一点でコロンビアのアルミ裏地ジャケットの方が好きです。
ただ、着るシチュエーションによって僕はどちらも愛用しています。
例えば、焚き火をしたりタフに使うならワークマンのジャケットを着る。ダメになったとしても気楽に買い替えることができます。
例えば、ストーブがあるタープ・テント泊のとき、あるいは観光地の散策もする車中泊などの時はコロンビアのジャケットを着ます。
結局どっちも持っていてOKですね。
他の会社からもアルミ裏地の防寒着は発売されてますので(アルミ裏地なんてビカビカしてるから嫌だわ)と敬遠しないで、
試しに着てみると暖かくてびっくりすると思いますよ。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。それではまた。